2004年7月18日  2004 全日本選手権 in秋田県 田沢湖

タイヤ:F/R/IRCシラク 1.95
Air.P:F,R/1.9BAR
コースコンディション:ヘビーマッド
順位:6位
周回数:3周

 今回は全日本選手権ということで金曜入りしたいところだったが、テスト期間中のためかなわず、いつも通り土曜日入り。インスペに出ようとするが、一瞬(いや、それ以上)躊躇するような雨の降りっぷり。本当に明日試合ができるのだろうかと心配になりつつも、ゴールドウィン・コンベクターで完全防備しインスペに繰り出す。コースは川のように…、では無く、一部本当に川になっていた。黒森山の入り口にたどり着くと、いつも用意されている迂回用のコースが見当たらない。どうやら雨が降ろうと槍が降ろうと黒森山を通す気でいるらしい。意を決して足を踏み入れると予想通り滑る!逆にこの危なくコントロール不能な状態が面白い。泥かさ?が深いのでスティンゴを履いてもグリップしないだろうという予想と、他のセクションはシラクで十分食うのでシラクに決定。明日はどうなってしまうのかという不安とわくわくと共に眠りに落ちた。

 晩にだいぶ振ったらしいが朝起きると雨はやんでいた。いつも通り準備して(したつもりで)スタートに並ぶ。そしてスタート!水を大量に含んだ芝が想像以上に重い。のぼりに入って少し粘ったが、トップは初っ端から逃げ切り体制。なす術なく置いていかれる。7位で最高地点まで上り、下りを2輪ドリ全開、というか轍に足元をすくわれながら駆け下りる(滑り落ちる)と4位が見える位置に。4位争いができる位置でそのまま2周目に入る。上りで少し離されるも、下りで追いつく自身があったので焦らず、マイペースで行き、黒森の下りで4位をロックオン。2周目最高地点までの上りで少し温存しておいたので、3周目はのぼりでついていき、場合によってはぶち抜いて、黒森の下りで視界から消えうせる作戦を立てた。が、なぜか足がヒクヒクしだし、たいして負荷をかけていないのに攣った。3周目上りだしてすぐエンスト。4位どころか5位も視界から消えうせた。体がおかしい、なぜだ?とりあえず今日はドリンクがやたらと甘い。などと思いつつ、やっとの思いで最高地点まで上がる。途中で取り損ね、止まってまでしてもらってきたオフィシャルフィードの真水の一気飲みが効いたのか足が回るようになったので、下りを攻める。泥の粘度が上がってきていて下りにくいが強引に突き進む。が、挽回ならずで結局6位でチェッカーを受けた。
 ゴールしてみてわかったことは、伝達ミスでドリンクが普段の倍の濃さだったという重大なミスがあったこと。ドリンクが濃すぎると攣るという噂は本当みたいだ。勉強になりました 汗